★1113 気ままに修学旅行記3
なんだかんだとよく歩いた1日目の疲れもあって、朝までぐっすり眠ってしまいました。それでも、いつも通り5時過ぎくらいに目を覚ましました。ただ、目覚ましより早く、階下から聞こえる物音で起こされたような…。常南っ子の朝はすでに始まっているかもしれない。心配をしながら各部屋をまわりましたが、思ったほど騒がしくなく、やっぱり気のせいだったのでしょうか。6時になったので、男子の部屋を起こしにてまわりました。まだ寝ている部屋もあり、寝ぼけ眼がかわいかったです。身支度を整え、朝食会場へ。期待通り、朝食もばっちりでした。「三賀」やります。
お世話になった「三賀」の皆さんにお礼を言って、旅館を後にします。前日は暗くてはっきりしませんでしたが、大通りまでの通りは、思った以上に趣のある街並みが続いていました。そんな物思いにふけっていると後ろで「キッー」「ガシャーン」という不吉な音が。振り返ると予想通り交差点に人だかりが。一番に子どもたちの心配をしましたが、幸い常南っ子は関係がなく、自転車と車の事故だったようでした。それでも、改めて気を引き締めて子どもたちの安全に気を付けようと思いました。
2日目、最初に向かったのは清水寺。毎年混雑が心配される場所ですが、今年からバスの駐車場が予約制になったとのことで、思った以上に余裕をもって見学することができました。それにしても常南っ子は無邪気です。昨日から、すれ違う外国人に、さわやかに「ハロー」とあいさつするだけにとどまらず、他校の小学生にも「ハロー」と元気に挨拶です。ついには、清水の舞台下から舞台を見上げた際に、舞台にいた他校の小学生と大声であいさつし、とどめはじゃんけんまで始める始末。相手の学校はなんていう小学校だったのでしょうか??今年は清水坂での買い物タイムがなかったために、いつも一番のお目当てにしている「西利」の千枚漬けを買うことができなかったのが残念でした。ちなみに、帰り道にそっと…、などと考えていましたが、神様は見ておられるようで、お店はまだ開いていませんでした。悪いことはできません。
清水寺を後にし、続いては二条城へ向かいます。廊下のうぐいす張りは、ついつい飛び跳ねたくなるもの。さすがの常南っ子も我慢できずに飛び跳ねている子がちらほら。注意されるのもよい経験です。二条城の外に出て、うぐいす張りの構造を下から眺めに行きました。昨年まで、廊下の下まで入ることができたのですが、今年は柵が設けられ、入ることができませんでした。「どっかの誰かがやらかしたな」と思っていると、「どっかの小学生が何かやったんですかね」と写真屋さんから声をかけられました。みな思いは同じです。ルールは自分たちが作るもの、教訓にしなければなりません。
(つづく)