★1115 気ままに修学旅行記4
二条城の見学を終えて、次の見学地は太秦映画村。ここでハタと思い出しました。朝一番のバスでの出来事を書くの忘れていたことを。それは、前日に旅館での夜をあおったガイドさんとのやり取り。「皆さんよく眠れましたか?」反応が薄い…。「あまり眠れていないようですね」そんなはずはないと思いながら聞いていると、「何時に寝ましたか?」との質問。当然10時から11時ぐらいかと思い聞いていると。「9時の人?」(さすがにそれはいない)やっぱりだれも手を挙げない。「10時の人」(半分ぐらいか)うん?ほとんど手を挙げない。「11時ぐらいの人」(まあここで全員か)うん?うん??思ったほどでもない。「12時ぐらいの人」(まさか)・・・。ここではこれ以上記すのやめておきます。みんな上手に思い出の夜を過ごしたんですね。
話は映画村に。昨年の修学旅行では訪れなかったため、久しぶりの映画村です。まずは、サムライ弁当で昼食です。そのあと江戸時代の街並みにタイムスリップ。なかなか風情があります。そんな中に突然現れたのは、エバンゲリオン。映画村も集客のために一生懸命なんだなあ、などと思いながら、ひと回り。半分ぐらいの施設が改修中ということで、やや物足りない感じもしましたが、常南っ子にとっては、お化け屋敷と巨大迷路が重要だったようです。私はと言えば、あまり寒さ対策をしてこなかったために、なかなか気温が上がらない天候に、体の芯まで冷えてしまいました。人ごみのお土産コーナーが暖かく幸せでした。ちなみにお土産と言えば、常南っ子には、お面が大流行。狐に鬼に、おかめ?まで、「かわいい!」と言えないその姿に、ちょっと困りました。
映画村を後にして最後の見学地金閣寺に向かいます。バスの中では、ネズミの国にならぬ江戸の村気分の狐や鬼が…。「明日はそれで学校行くといいねえ」とまたまたガイドさんのあおりが。狐や鬼が通学路を歩いている姿を想像して、背筋が寒くなりました。さすがに金閣寺の見学には自重させ、荘厳な金色の姿を拝みに行きます。大仏同様、何度見ても圧倒される建物です。今回は、ガイドさんのこだわりか、裏?の滝やため池の説明も丁寧にしてもらいました。勉強になります。
全ての見学を終え、いざ岡崎へ。前夜の疲れもあるので、帰り道はぐっすりか、と思いきや、始まったのは懐かしの「マジカルバナナ」。私も仲間にいれてくれる優しい6年生。楽しい時間が過ぎるのは早いもの、土山SA、刈谷PAを過ぎ、あっという間に岡崎ICが近づいてきました。真っ暗になった岩中のバス停で1名、大井野の公民館前で4名、そして、エコロタウン前で、34名が下車。無事1泊2日の修学旅行を終えることができました。6年生全員で楽しく過ごせた2日間、多くのことを学ぶことができたのではないでしょうか?
修学旅行に向けての準備を始め、最後のお迎えまで、様々ご協力いただいた保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
(おわり)