雨降り。初めてのランドセル。初めての班登校。

 六年生のJ君は、一年生に付き添って教室まで歩いていました。靴箱を教える六年生のお姉さんもいたし、長靴の校長先生に、傘の始末の仕方を教えていただいている子もいました。

 六年生のみんながこうしてできるのは、きっと、かつて自分もそうしてもらってきたからだね。今日、六年生がこうしてくれたおかげで、五年後にはまた、この光景が繰り返されるね。

ありがとう。ありがとう。ありがとうがいっぱい。ありがとうがありがとうを生んでいく。