1年2組の国語です。

テストを返却したあとで、

先生は、大きなテレビに映し出した紙面に

赤いペンで

ゆっくりゆっくりと

正しい文字を書いて説明していました。

「この点は、はねるんだよ」「ここはとめなきゃ、まちがいだよ」と。

1年生だからこそ、正しく覚えてねと

子どもたちへの願いあればこそ、です。

「あ、おしかった、ぼく!」「なあんだ、そうすれば100てんだった!」「あとちょっとだったのになあ」

とつぶやきながら、赤色鉛筆で間違ったところを直していました。

「なあんだ、そうすれば…」の「そうすれば」がわかった今この瞬間。この瞬間こそ、

学力が、また、ついた瞬間なのだね。(K)