10月21日(金)の午後は、「トップランナーから学ぶ会」を開催しました。

講師は、彫刻家の森靖(もり おさむ)さんです。

・本校第52回卒業生(1999年3月卒業)

・愛知県立旭丘高等学校美術科 卒業

・東京藝術大学美術学部彫刻科 卒業

・東京藝術大学大学院美術研究家彫刻専攻修士課程 修了

・現在、東京藝術大学 テクニカルインストラクター

講演テーマは「self-similarity(自己相似性)」です。

子どものころは泥団子を作ることが大好きだった、大きな秘密基地を作って遊んでいたとのことでした。

中学校の美術の時間に作品を作ることがすごく好きだったことを話しつつ、おかざきっ子展に向けて製作した「かまきり」の写真を見せてくださいました。

今は、24時間作っている。作りたいから作っている。作りながら考えている。躊躇している時間がもったいないとのことでした。

「アートは行為なんだよね。人を感動させたいと動くこと。それ自体がアートなんだよね。」という言葉は印象的でした。

質疑応答の時間には、たくさんの質問が出ました。

情熱的に話をしてくださった森さん、本当にありがとうございました。

自分の知らなかった人、知らなかった世界、知らなかった生き方に触れると、私たち一人一人の考え方の幅が広がり、柔軟になり、人生の選択肢が増えますね。