第2回学級づくりサークル開催 6月27日(金) 南部市民センター分館

 例年学級づくりサークルの2回と3回には、学芸会と文化祭を意識した講座を設定しています。今年度はさらに、レポートの書き方という講座も設けてみました。教研レポートの書き方を学べる場が少ないという声に答えてみました。

①実践レポートの書き方(井田小 松田 司先生)

 実践レポートを書くことは、日々の授業や実践を客観的に見つめなおすことができ、授業改善につながる。レポート執筆にあたり、実践を中心に、有効な資料を用意し、一貫性を持たせ、紙面は見やすくすることを心がけたい。

 「初めてレポートを見たけれど、実践内容がとても濃く書かれていた。授業の終末で感想を書かせる際の視点の与え方も知りました。」「授業記録の大切さ、写真の精選も大切と分りました。」「新任で書き方を知らないので、仮説の立て方などにも分りやすく教えていただくことができました。この講座を受けてよかったです。」

②学芸会(劇)の指導、基礎コース(美合小 鶴見有妃代先生)

 台本選びには毎回苦労しますが、大切なことは、その作品を自分の学級がどのように演じているかを想像することです。内容とクラスの実態がそぐわないことや、教師自身がその作品に思いをもてないこともあります。

 「実際の映像を見せていただき、すごく感動しました。声の小さな子がいなく、日常の指導が大切だと思いました。」「学芸会に向けて、見通しを持つことができました。わたし自身に劇の経験がなく、どうしたらよいかと不安でしたが、少し先が見えました。」

③合唱コンクールの指導、基礎コース(竜海中 杉坂 和俊先生)

 学級作りの真価が問われるのが、合唱コンクール。入賞できるできないなどの結果にこだわることなく、生徒と心の通った合唱ができたらすばらしいと思います。
「合唱コンまでの流れがよく分りました。」「とても不安ですが、よい雰囲気で始まって最後までよい形で終われるようがんばりたいです。」「パート練習などの仕方や当日に向けて知ることも多く、生かしていきたいと思います。」「初めての中学校勤務で不安でしたが、学級づくりのいい機会だと前向きに捉えることができました。」

④トーチトワリング・火舞実技演習コース (高橋 誠 野外活動指導員・ORLCの先生方)

 「難しくてできない技もありましたが、児童に教える際のコツも教えていただきました。ぜひ、火舞いをよい形で完成させたいと思います。」「技が少しですが、できるようになったのでとてもうれしく思いました。子供たちにもこんな思いをさせることができるように、指導に力を入れたいと思います。」「トワリングの基本が、なわとびだと知りました。なわとびならばできるのですから、必ず上達して子供たちにもかっこいい演技ができるように指導していきたいと思いました。」

全体会 緑丘小 米沢先生(ORLC)のレク

 「米沢先生のゲームがとても楽しかったので、学級でも使います。」「初めての参加で緊張していたのですが、最初のゲームでリラックスすることができました。」「短い時間でもできるゲームを教えていただき、参考になりました。」「時間があるときに、子供たちと一子にやってみたいと思います。」「簡単なゲームで、場が和むことが分りました。今後、いろいろな場面で生かしていきたいと思いました。」

 夏休みを前にして行った講座でした。今回の講座を生かし、今後多くの先生方が少し自信をもって学芸会の準備をしたり、実践していくことができるでしょう。次回9月は、より具体的な指導法など、実践編を予定しています。ぜひ、より多くの先生方の参加をお待ちしています。