本校卒業生のバレーボール選手、石川祐希さんが、市内小中学校に本をプレゼントしてくれました。本のタイトルは「頂を目指して(ジュニア版)」です。バレーボールとの出会いから、海外やオリンピックの舞台での経験など、石川選手自身の言葉で述べられています。

本の中で、小学生のみなさんに、こんなメッセージを送っています。

「まずは何だっていい。大好きなことを、全力で楽しんでほしい。それが大人になったとき、きっと思わぬかたちでつながっていくはずだから。」

 

みなさんの中には、運動が好きな人もいれば、絵を描くことが好きな人、歌を歌うことや楽器を演奏することが好きな人、計算や読書が得意な人もいると思います。

どんなことでもかまいません。大切なのは、自分が「好きだな」「やっていると楽しいな」と思うことや「ちょっと得意かもしれない」と感じることに、全力で取り組むことです。そうすると、今は気づかなくても、大きくなったときに、その努力が新しい道につながったり、思わぬ力になったりします。

みなさん一人一人が「自分の好きなこと」「自分の得意なこと」を見つけて、一生懸命がんばってみてください。その積み重ねが、きっと未来の自分を大きく成長させてくれます。

この本は、図書室で読むことができます。ぜひ手に取ってみてくださいね。