先日行われた小学校水泳大会について、うれしい報告がありました。水泳部のみなさん、北ブロック優勝、おめでとうございます。水泳部のメンバーは7名と決して多くはありません。それでも、それぞれが自分の役割を果たし、力を出し切きったからこそ、すばらしい結果につながったのだと思います。表彰は、後日改めて行います。

さて、昨夜(9月8日未明)は皆既月食が見られました。月はふだん、太陽の光を浴びて明るく輝いています。皆既月食では、月は消えてしまうのではなく、赤い光をまとって、ふだんとはちがう姿で私たちの前に現れます。今回は深夜だったため、実際に見た人は少なかったと思います。

 

皆既月食は、太陽、地球、月が一直線にそろうという配置によって生まれます。

ふだんは別々の場所にある三つの天体が、一瞬の重なりで特別な景色をつくるように、水泳部のみなさんも、一人一人が自分の役割を果たすことで「優勝」という特別な瞬間を生み出したのです。

人数が少ないことは弱点ではなく、一人一人がかけがえのない存在だということの証明です。皆既月食が「奇跡の瞬間」を見せてくれるように、水泳部のがんばりもまた、学校に大きな輝きをもたらしました。

 

矢南小のみなさんも、係や当番、委員会活動、授業や部活動など、様々な場面において、みんなで力を合わせて、月食のような「奇跡の瞬間」をつくっていきましょう。

ちなみに、次に皆既月食が観察できるのは、半年後、2026年3月3日です。時刻は午後8時頃です。次回は観察しやすい時間ですね!