今日の月曜朝会では、たくさんの表彰披露が行われました。矢作南小のみなさんが部活動の大会で大活躍したこと、本当にうれしく思います。本校には6つの運動部がありますが、水泳大会と球技大会で優勝が3つ、準優勝が3つ――これは、みなさん一人一人の努力のたまものです。

また、吹奏楽祭や岡崎のハーモニー、さらには造形おかざきっ子展や各種作品展など、芸術や文化の面でも、矢南っ子の素晴らしい活躍がありました。

自分の力と可能性を信じて、最後までやり抜く姿は、とても立派でした。先生たちも、保護者の方々も、とても誇りに思っています。

 

さて、これからは学習の面でも、もっと力を発揮していきましょう。みなさんに特に大切にしてほしいことは「聴く力」です。

「聴」という漢字は、「耳+目と心」で表すことができますね。

 

【耳】ウサギの耳:「聞こうとする姿勢」

ウサギの耳はピンと立って、どんな小さな音も聞き逃しません。授業でも、ウサギの耳のように、話の中の大事なところに耳をすませて聞きましょう。

「先生や友達の言葉の中にヒントがあるかも」と、耳を立てて聞と、ぐんぐん力がつきます。

 

【目】フクロウの目:「見ることは、心を向けること」

フクロウは、暗い森の中でも、しっかりと相手を見つめることができます。授業でも、フクロウのように“話している人をよく見る目”をもちましょう。見つめることは、「あなたの話を大切に聞いていますよ」という合図になります。

 

【心】ゾウの心:「思いやりのある受け止め方」

ゾウの大きな耳は、遠くの仲間の声まで聞き取ることができます。たとえ友達の意見が自分とちがっても、その大きな体のように、広い心で「なるほど、そういう考えもあるね」と受け止めてみましょう。

 

ウサギの耳でよく聞き、フクロウの目でしっかり見つめ、ゾウの心であたたかく受け止める――

そんな聴き方ができる矢南っ子のみなさんは、きっと仲間を大切にできるすてきな人になります。