1 道徳的価値そのものがどういうものかを理解させる。

資料などをもとに、特定場面における主人公の行為や判断、心情の良し悪しを話し合い、より望ましい判断や行為、考え方がどのようなものかを子供同士の話し合いを通じて、児童生徒自身が感じ取れるようにします。

2 道徳的価値を自分の生活とのかかわりの中でとらえさせる。

より高い道徳的な行為や判断がどのようなものかがで明らかになったわけですから、その行為や判断が今までの自分の生活の中でできてきたかどうかを、資料からはなれたところで振り返らせます。

3 今後の生活で高い価値に基づいた行動を行うための自分の課題を自覚させる。

今後、より高い価値観に基づく行為や判断ができるようになるためには、自分自身の生活の中でどのようなことに気をつけたらよいのかという「自己課題」を各自の心に刻ませる。決して決意表明をさせる必要はありませんが、実践に向けた意欲を高める必要があります。