指導計画の作成と内容の取り扱いについて、配慮すべき内容の、主なものを示します。

配慮すべき内容

① 年間計画を作成する。作成にあたって、各学年段階の道徳的価値の内容項目をすべて取り上げること。

② 道徳科が、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の要となるように計画的・発展的な指導をすること。

③ 児童自ら道徳性を養う中で、自らを振り返って成長を実感したり、これからの課題や目標を見つけたりすることができるよう工夫すること。

④ 児童が多様な感じ方や考え方に接する中で、考えを深め、判断し、表現する力などを育むことができるよう、自分の考えを基に話し合ったり書いたりするなどの言語活動を充実すること。

⑤ 問題解決学習や道徳的行為に関する体験的な学習を取り入れること。

⑥ 情報モラルに関する指導を充実すること。

⑦ 道徳科の授業を公開したり、家庭や地域、専門家の積極的な参加や協力を得たりすること。