新年度を迎え、入学・進級した子供たちは、新しい環境への期待とともに、不安や緊張も抱えながら毎日を過ごしています。こうした時期だからこそ、保護者の皆様には、子供たちが「自分を好きになること」「自分に自信をもつこと」を温かく支えていただきたいと思います。

子供の自己肯定感は、特別な成功体験だけで育つものではありません。「朝きちんと起きられた」「元気に挨拶ができた」「苦手なことにも挑戦した」など、日々の小さな頑張りを認めてもらうことで、「自分は大切な存在なんだ」という気持ちが育っていきます。結果だけでなく、努力や過程に目を向け、「頑張ったね」「やってみたことが素晴らしいね」と声をかけることが大切です。

 

子供は失敗を通して成長します。うまくいかなかったときには、「失敗しても大丈夫」「次につながる経験だよ」と受け止めてあげることで、再び挑戦する勇気が生まれます。周囲と比べるのではなく、その子自身の成長に目を向けることも大切です。

 

保護者からの温かい言葉は、子供にとって大きな安心感につながります。「あなたがいてくれてうれしい」「いつも見ているよ」というメッセージは、子供の心の土台になります。自信とは、「できること」が増えるだけでなく、「自分は愛されている」と感じる中で育っていくものです。

新しい一年が、子供たちにとって「自分らしく頑張ってみよう」と思える毎日になるよう、校訓「つとめてやむな」のもと、学校でもさまざまな挑戦の場をつくってまいります。ご家庭におかれましても、温かく背中を押してくださいますようお願いいたします。