資料の提示について、どのような工夫があるか。

(1)  範読

 読み物資料は、教師が範読するのが一般的である。登場人物のおかれた状況が把握できるよう感情を込めた読み方が望ましい。

(2)  絵、紙芝居

 場面設定がはっきりしていて、全員が一枚の絵に集中できる。黒板に貼付することで、話の内容を確認したり、話し合いに活用することもできる。

(3)  ペープサート、パネルシアター、エプロンシアター

 動きがあり、視覚に訴え、わかりやすい。低学年の子供には特に効果的である。

(4)  VTR

 視覚に訴えるため、読み取りに抵抗のある子供も資料を把握しやすい。

(5)  録音テープ

 肉声ではなく、普段と違う雰囲気に集中力が高まる。

(6)  ウェブデジパネ

 岡崎のネットワークに接続し、データを取り込み、スクリーンに映し出す。場面の絵に動きがあり、雨やバスの音などの効果音も聞こえ、臨場感のある提示となる。

(7)  その他

 TP、DVD、歌、効果音の活用など様々な提示方法がある。