秦梨の史跡(才栗のイチイガシ)
さ い ぐ り の い ち い が し
才栗のイチイガシ
才栗町白髭神社境内地にある。県下最大級のイチイガシで,胸高囲5.0m,根囲18m,樹高22mにも及ぶ巨木である。 イチイガシそのものが県下では少なく,このような巨木に成長したものはまれである。 幹は垂直で枝下が高く,地上2mから下が急に太くなっている。樹皮は灰黒褐色で薄く,不規則にはがれ,晩秋には多くの実が落下する。 付近には,イチイガシの自生が見られず,昔から寺社に多く植えられる樹木であるところから,この樹木も神木として植えられたものであると考えられる。 当神社から近い秦梨町の友久神社境内地にもイチイガシが見られる。 |
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登録日: 2020年5月13日 /
更新日: 2020年5月14日