秦梨の史跡(正蔵寺)
し ょ う ぞ う じ
正蔵寺
岩戸町字大久後内にある浄土宗西山派の寺院である。最初は天台宗にして,宝福寺と号し,応永31年(1424),領主天野対馬守遠貞の創建といわれている。「当寺境内に名木三階松あり,よって天野の紋章とせしたり」とある。正蔵寺は,代々天野氏の菩提寺であり,代々の城主の位牌が祀られている。 永録8年(1565)9月,浄土宗に改め,正蔵寺と改称する。文久2年(1862)3月,本堂を再建するとある。本堂の裏には,伝説の天の岩戸がある。 |
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登録日: 2020年5月13日 /
更新日: 2020年5月14日