今朝は冷えましたが、日中には気温がぐんと上がり、あちらこちらの桜の蕾もふくらんでいるだろうと思われます。

普段は、気になりながら、なかなか手が回らないことがあります。たとえば、「ほうきを掛けて収納してもらいたいけど、ひもがついていないな。」とか「ここの掲示物、卒業生のものだけど、そろそろ新しく変えたいな。」とか、目にする度に思います。でも、日々の慌ただしさに紛れて、後回しになってしまいがちです。
今日は、やっとそれが解決しました。ほうきやちりとり、トイレブラシなどのひもがついていないものにつけて、掛けられるものはすべて掛けました。被服室の廊下に、1年生が総合の時間にまとめたものを掲示しました。修了式に登校した時に、見てください。

話は変わりますが、私の知人は、太鼓店を営んでいます。その人のある日のブログに「子供たち!コロナの休みはこう使え!!」というタイトルの文がアップされました。その人のお店に、昼過ぎになると、毎日のように小学校三年生の男の子が二人、メモを片手にやってくるんだそうです。そして、お店の名前の由来など、いろいろ質問しては、メモに書き留める。だから知人は「お母さんに言われたの?」「学校の宿題?」と尋ねたんだそうです。そうしたら「社会勉強のために」と答えたのだそうです。この子たちは、誰からも強制されず、自分で知りたくなって、自分で動いたのですね。

今は、うかつに外出できない時です。この小学生の子たちのように動こうと思っても、いろいろな事情があって難しいかもしれません。でも「自ら学ぶ」種は、探せば見つかるのではないでしょうか。ぜひ、あなたならではの「種」を見つけてください。(文責 西脇)