学校の東側には多くの竹が生えています。その根元にたけのこが生えているのを見つけました。たけのこは古くから日本で親しまれ、古事記にも記述があるほど歴史あるものです。

古事記では、伊弉諾(いざなぎ)が伊弉冉(いざなみ)から逃げる際に聖なる櫛を追手に投げつけるとみるみるたけのこが生え追手を阻んだといわれています。このようにたけのこは勢いよく成長するものの比喩としてよく使われるものです。

コロナ禍の影響で自宅で過ごすことが多い間も、竜中生のみんなはきっとたけのこのようにグングン成長していくことでしょう。その姿を間近で見ることができないのは残念ですが、再開した際にさらに成長した姿を見ることができるのを楽しみにしています。(岩井)