あなたの手の洗い方は大丈夫?
1年生の家庭科の授業で、ユニークな実験をしていました。
自分の手の洗い方の癖を理解して、正しい洗い方を覚えようというも
のです。登校後や給食前、特別教室から戻った時などの手洗いは、日常
の習慣になりつつあります。しかし、きちんと洗えているかについては
汚れが目につきにくい時も多いのではっきり分かりません。そこで、
以下のような手順で実験してみました。
①片栗粉を溶かした水(少しゆるめののり状になっています)に手を
つけます。
②乾くまで待ちます。(手が突っ張ってきます)
③ふだん心掛けている手洗いをします。
(水洗いのみ。ハンドソープを使って洗う。固形石鹸を使って洗うなど)
④水気をとり、ヨーソ液に手をつけて反応を見ます。
⑤汚れ(片栗粉)が洗い流されていないところは紫色になっています。
実験の結果、手のひらはきちんと洗い流すことができていましたが、手首や
指と指の間は紫色に変化してしまった生徒が多かったようです。
実験結果から、今後の手洗いの仕方が変わり、より丁寧になるといいですね。
登録日: 2020年12月10日 /
更新日: 2020年12月10日