1年生の家庭科の授業で、ユニークな実験をしていました。

自分の手の洗い方の癖を理解して、正しい洗い方を覚えようというも

のです。登校後や給食前、特別教室から戻った時などの手洗いは、日常

の習慣になりつつあります。しかし、きちんと洗えているかについては

汚れが目につきにくい時も多いのではっきり分かりません。そこで、

以下のような手順で実験してみました。

①片栗粉を溶かした水(少しゆるめののり状になっています)に手を

 つけます。

②乾くまで待ちます。(手が突っ張ってきます)

③ふだん心掛けている手洗いをします。

 (水洗いのみ。ハンドソープを使って洗う。固形石鹸を使って洗うなど)

④水気をとり、ヨーソ液に手をつけて反応を見ます。

⑤汚れ(片栗粉)が洗い流されていないところは紫色になっています。

実験の結果、手のひらはきちんと洗い流すことができていましたが、手首や

指と指の間は紫色に変化してしまった生徒が多かったようです。

実験結果から、今後の手洗いの仕方が変わり、より丁寧になるといいですね。