「ソーシャルディスタンス」という言葉をよく耳にします。

感染防止の3つの基本、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」のうち、「身体的距離の確保」にあたります。

他人との間隔は、できるだけ2m空ける。

このことが子どもたちの新しい生活習慣になるようにしていきたいと考えています。

しかし、これまでの習慣で、学級で並ぶときや放課に友達と話すとき、つい近づいてしまいがちです。

そこで、1年生では、教室にちょうど2mくらいの柵を展示することにしました。

廊下で柵の端と端を持つと、「これが2mかあ」と実感できます。

この2mの感覚を忘れず、一人一人がいつも意識して空けるように指導していきたいと思います。

また、教室のロッカーに一人1つずつファイルボックスを入れることにしました。

これまでは水筒を大きなかごに入れていましたが、取りに来るときに密になります。

そこで、ファイルボックスを差し込み、その中に水筒を入れます。

水筒が転がることなく安全に取り出せます。

 

 

 

朝会では、「ソーシャルディスタンス鬼ごっこ」をしました。

これまでのように友達と対面しての遊びができず、外で鬼ごっこをして駆け回ることも難しくなっていることから、

力いっぱい走り回る機会をつくってやりたいと考え、独自のルールを作りました。

友達の背中の方をタッチすると1ポイント、体の前を触るとマイナス1ポイントです。

子どもたちは対面することなく、元気いっぱいに運動場を駆け回っていました。