ヤマボウシが、5月の風に吹かれています。ヤマボウシとハナミズキは花だけを比べると本当によく似ています。よく見ると花弁の形が違うのが分かります。どちらも花びらの数は4枚です。先がとがっているのがヤマボウシで、先が丸みを帯びているのがハナミズキです。ハナミズキが咲き終わったので、息吹の庭のヤマボウシが咲き始めました。ハナミズキはアメリカから来た外来種ですが、ヤマボウシは日本古来のものです。山法師とも書き、真ん中の丸い花穂が、坊主頭のように見えます。白い花びらがお坊さんの頭巾のように見えることから山法師と名付けられたそうです。
ヤマボウシは、秋には紅葉してとても可愛らしい赤い実をつけます。果実は甘味がありシャリシャリとした食感で、何と、食べることができます。ジャムに加工されることもあります。ヤマボウシの花言葉は「友情」です。早くお友達と一緒に過ごしたいですね。

〈今日の学校の風景⑫〉

【ヤマボウシ】