5年生のふるさと学習では、水鳥から河川環境について、調べ考えています。

人間に都合よく河川を利用するだけでは、生態系が崩れて野鳥を含めた多くの生き物が困ってしまうため、自分達にできることをしたいと考えた5年生は男川を少しでもきれいしたいと考え、御所戸橋付近の男川のゴミ拾いをすることにしました。

普段の生活で橋の上から見て、ゴミは少なくてきれいだと思っていた子供たちでしたが、川岸に下りてみると、大雨の時などに流れてきたもの、近くの畑や家から飛んできたもの、ぽい捨てされたものなど、多種多様なゴミがあり、子供たちはその多さに驚いて、ゴミを熱心に拾いました。

ゴミ拾いを終えて、「ちょっとの範囲でこの量だから、川全体ではどれだけのゴミがあるのだろう。」「結構古いのもあったから、ゴミは何年も残ってしまう。」「私も校長先生みたいに、落ちているゴミは拾うようにしたい。」「自分達だけだと拾えないゴミがあったから、たくさんの人とみんなで片づけたい。」「ゴミで鳥が困っていることを知らせるためにポスターを作りたい。」と、河川環境についての考えや思いをさらに膨らめていきました。

子供たちの河川環境を守りたいという熱い思いを、ふるさと学習まとめ発表会や他校との交流を通して多くの人に伝えていく予定です。