東北地方太平洋沖地震が起こってから14年。

まだそのころには生まれてもいない1年生に大震災のことを話すと

「こわいね」「これから気をつけないと」と、言っていました。

また、安心して平穏に生活できることに感謝してほしいことを伝えると、

「たしかに、そうだね」と実感している様子でした。

 

そんな1年生は、生活科で「この1年間でできるようになったこと」を考えました。

4月の入学式から振り返り、

「文をすらすら読んで音読できるようになったよ」

「学芸会でせりふをちゃんと言えたよ」

「友達が30人できて、学校がたのしくなったよ」

などと、自分の成長に気づいて、誇らしげな表情をしていました。

4月、入学したばかりの児童は、文字を書くのもままならない子たちでした。

3月、そんな児童が今、自分の成長を何個も何個も記述するほど大きくなりました。

 

1年生をはじめ六名っ子全員がこれからも、安心して平穏に生活ができる日常が続き

より一層大きく成長していってくれることを願うばかりです。