5,6年生の児童が、グアテマラの子どもたちと、JICA海外協力隊としてグアテマラで活動中の山本真弓さんとZoomでつながりました。

 

グアテマラとの時差は15時間。こちらの朝8時、グアテマラは前日の夕方5時でした。

このZoomのために、グアテマラの子どもたちは、結婚式など大切な行事の時に着る民族衣装を着てきてくれました。

 

 

「日本」という名前のお菓子も見せてくれました。

 

グアテマラでは公立の小学校でも教科書が十分行き渡っておらず、紙も貴重なため、プリントを刷ることもあまりできません。村によっては中学校がなく、中学に通えない子どもたちもいるそうです。

グアテマラではコロナで2年間、学校がお休みでした。昨年は分散登校。通常授業が始まったのはようやく今年から。だから高学年でもまだ九九を言えない子たちもいます。おはじきの代わりに豆を使っている様子や、ペットボトルのふたを使っている様子も見せてくれました。豆だと転がってしまうため、数が違ってしまうこともあるのだそうです。Zoomでつながった算数教室に算数セットは1つしかなく、みんなで譲り合って使っているそうです。

 

 

グアテマラの子どもたちの学習環境を知り、日本はとても恵まれていると実感することができました。また、世界の子どもたちを支援する取り組みに参加してみたいという感想をもった子どももいました。

集まった算数セットは、JICA「世界の笑顔のために」プログラムを利用して、グアテマラに送る予定です。