1時間目に、国語科の授業で書いた主張コンクールの作文発表がありました。

各学年からの代表者は2名、南中studioからのTV放送で行われました。

司会、カメラマンも生徒の手による運営です。

 

発表前の緊張感が漂っています。

 

1年生の発表。

介護についての実態を知り、その課題から自らも問題提起をしたいという主体的な姿勢。

マスクプロジェクトが社会貢献につながったことから、助けることへの興味がわいたことが述べられました。

二人とも、経験が大切であるということや、自らの経験をもとにした主張となりました。

 

 

2年生の発表。

一つ目は「かわいそう」という言葉を通して、相手の気持ちに寄り添って言葉を選ぶことで、心のこもった言葉のやり取りをしたいということ。

二つ目は「ふつう」という言葉。自分の感覚に同調してもらおうとして使っていたのではないかと振り返り、言葉の使い方を考え直すきっかけとなったこと。

2人とも言葉に関して敏感に感じ取り、自らの考え方の変化を述べていました。

 

 

3年生の発表。

スマホの使い方について、自らがいつの間にか依存していたことを振り返り、Myルールを決めて、それを守る強い意志によって、スマホの便利さを享受すべきだという主張。

忙しさの中でいつの間にか自分の足かせになっていたピアノに再び取り組むことで、嫌いだったのはピアノではなく、挑戦しなかった自分であったと気づき、挑戦の大切さを語りました。

3年生は、作文の中に表現の巧みさが光りました。

 

全校のみなさんも、TVからその思いを真剣に受け取ろうとしていました。

 

校長先生からは、南中生の考え方の質の高さを認めていただきました。

また、言葉を大切にしていること、プラス思考からよりよい社会の構築を目指していくことができるとお話しいただきました。