本校はSTEM教育を発展させたSTREAM教育を進めています。中・高学年の理科授業は専門教諭による授業を実施、全学年でプログラミング学習を進めています。詳細は、研究/研究発表 のページを参照してください。STREAMは次の頭文字です。

Science  Technology  Robotics  Engineering  Art  Music

プログラミング学習

OSMOcodingを使った算数の授業

〇順次・組合せの概念育成のための算数授業(数と向き)

各学年で4月から随時行っています。特に1年生では、プログラミング的思考のうち、順次処理や組合せの理解ができるように、1学期の始めの時期から取り入れています。

 

ScratchJrを使った図形や物語表現の授業

いろいろな形や図形を利用して動かしたり重ねたりして、図形の特性を理解したり、図形の組合せで図形の描画や性質の理解を進めています。

 

Scratch2.0を使った岡崎市モデル指導案の授業

岡崎市教育委員会では、プログラミング学習対応のモデル指導案を作成しています。これは、全学年全教科の学習単元で利用できるものです。中学年では反復処理、高学年では分岐・条件処理を加えて、プログラミング的思考を育てています。

 

図工・アニメーションの授業

Viscuitを使って自分で書いた絵を、その特性に合わせて動かし、意図した動作や意味のある絵どうしの連携・連動を組み合わせてプログラミング的思考を育成しています。

 

ペイントツールを使って心の花を表現しました。

プログラミンを使ったキャラクターの変身

物語を自分で考え、そのキャラクターと背景をつくり、その状況に合わせてキャラクターを動かしたり変身させたりして、一連の動作で紙芝居を作成しました。

スフィロ社のollieを使った体育授業

自走2輪ロボットollieを走らせ、児童とollieで一緒にシャトルランをします。1年生の児童でもできます。速さと時間の他に、シャトル運動でターンをするときの速さを緩めるタイミングなどを考えながらollieを走らせ、児童が競争します。直線では速いollieもターンがあると児童に負けてしまいます。

micro:bitを使った理科の授業

micro:bitには光センサー、温度センサー、磁力センサーなどいろいろなセンサーが付いています。この機能を使ってプログラムを組み、通信機能も利用して3年生の理科の光と温度や5年生の電磁石の磁力などの学習で定量的な測定器として使っています。maqueenも使った実験も行っています。

 

maicrobit:maueenとmicro:bit信号機を連動させて、赤では停止、青で発信、黄色でゆっくりなどの命令を入れて、条件分けでのプログラムを組む理科の授業を行いました。

 

アーテックロボ2.0を使った磁力計測

 5年理科「電磁石の性質」でアーテックロボを使ってプログラムを組んで磁力を測定しながら、電磁石の磁力を強くする条件を考えました。 

課外学習・特設プログラミング教室

夏休みに希望者対象に、micro:bitとollieを使った教室を開催しました。micro:bitの基本的な伊能を使ったプログライングでは、光センサーを使った「テルミン」を作って、手をかざす距離で音階を変化させることも行いました。ollieを使って四角形のコースを走るプログラムを組み競争しました。

 

プログラミングアカデミー

令和2年2月15日に青山学院大学阿部和広教授、岐阜聖徳学園大学芳賀高洋准教授、名古屋の㈱教育産業、名古屋の㈱教育システム、各務ヶ原市の㈱日本一ソフトウエアなどの協力をいただき、開催しました。はじめに阿部先生からのプログラミング学習や機械学習のミニ講演を聞き、そのあと各ブース(機械学習、ドローン、自走ロボットollie、micro:bit、Scratch、ソフトウエア、SONYMESH)づくり、に分かれてプログラミング学習を行いました。参加者は児童だけで100人近く集まりました。

       

プロジェクションマッピング

放課などにViscuitを利用して廊下に設置したホワイトスクリーンにキャラクターを投影する突然イベントを「たまに」ですが行っています。このイベントを行うと児童が集まりすぎて収拾がつかなくなります。

英語・プログラミングクラブ

令和元年の土曜日と冬休み期間などを利用して、特設の英語クラブとプログラミングクラブを開催しました。これは本校教育であるHANESTREAM(新しい時代に新しい価値を創造できる子の育成)に即したもので児童の能力育成を目指して行ったものです。

 

 

 

映像・スライドづくり

夏休みビデオ教室

夏休み後半に、岡崎市視聴覚ライブラリーンの協力を得て、ビデオ教室を行いました。コンテづくり、ビデオ撮影から編集までのすべてを児童で行いました。計画や準備・手順などから最後の作品完成までのプロセスを実行・活動することで、プログラミング的思考の様々な要素を学ぶことができました。令和元年の作品は、アジア国際子ども映像祭で彦根市長賞に選ばれ、本戦であるあわじ市の全国大会にノミネートされました。

校外学習

レゴランドでのプログラミング体験

3年生は、9月にレゴランドにいき、プログラミングの体験を行ってきました。

 

科学の目を育成する学習

メダカ博士によるメダカの成長授業

 5年生の理科では、専門家を招聘したメダカの授業を行い、科学の目を育てました。模様にきれいな特別なメダカを持ってきていただき、丁寧に説明を受けました。

南極クラス

国立極地研究所・ミサワホームの協力で、4月まで南極観測隊に参加していた方を講師に迎え、南極から考える地球の環境や歴史について学びました。南極の氷もさわり古代の水と空気に触れまることができました。

命のつながり・植物の体のつくり

岡崎学園高校のサイエンス部の生徒さんの協力で、植物の葉のつくりの学習の発展として、葉脈標本づくりを行いました。中学1年の4月に実施される植物の授業につながります。

JAL・気象庁の航空教室

 JALパイロットと気象庁職員とのコラボによる気象の授業を行いました。コックピットから見える景色の動画、世界中の飛行機の位置情報、上空の風速や天気などを学びました。

JALとのZOOM授業

令和2年は新型コロナウイルス対応のために外部から専門家を招いての学習ができませんでした。そこで今回、JALの協力により羽根小学校と羽田空港事務所、アリゾナパイロット訓練校などをつないだ遠隔授業をZOOMを使って行いました。ボーイング777機長と787機長、CA(客室乗務員)との質問をしながらの学習でした。9:35から5年3学級、11:35から6年3学級で行いました。

 

5年生の廊下には飛行機に関わる書籍コーナーがあり事前勉強もしていました。