滝山寺のボランティア活動をしながら、ふと、木々の先を見ると小さく膨らむ蕾に確かな春の感じる一日でした。

 

さて、本日おすすめする本は、C・S・ルイスの「ナルニア国物語1 ライオンと魔女」です。

 

「戦時中、疎開先の衣装タンスを開けてはいると、そこは様々な種族が暮らす魔法の世界だった。そこに迷い込んだペベンシー4兄妹がナルニア国を救い、白い魔女から春を取り戻し、平和を勝ち取る」という物語である。

 

日常生活の中でついつい後回しにしてしまったり、面倒くさがって向き合うことをやめてしまったりした「勇気」や「慈愛」、「正義」や「誠実」といった感情を、この物語のキャラクターを通して改めて感じることができる。

 

「魔法」を感じられるのは、「本当に信じた」瞬間です。

あと一歩。まだがんばりたい。負けたくない。そんな想いにそっと力を貸してくれるのではないでしょうか。

自分に負けそうな時や挫けそうな時に読んでもらいたい1冊です。

本の「魔法」にかかってみるのもいいのではないでしょうか。