本日の午後、学校保健委員会が開催されました。

 「スマホ・ゲームは成長にどう影響するか」と題して、日本動機付け

面接学会 予防医療研究所の磯村毅先生に講演をしていただきました。

スマホの依存は、タバコやアルコールなどの依存と同じで、脳の過敏化

(止まらない回路)ができてしまうことが分かりました。さらに、①脳の

前頭前野の障害が起こり、切れやすく感情的になり、②ドーパミン神経の

障害が起こり、よろこび・意欲の低下につながり、③ぼんやりした時間や

睡眠が損なわれてしまうそうです。そうなると、脳に老廃物がたまり、

ゴミ屋敷になり、結果、物忘れなどの症状が出てくるのだと教えていた

だきました。

 脳への悪影響を考えると、使い方をもう一度しっかりと考えなくては

ならないと実感しました。

 講演後、「学習課題表を印刷してください。さっきの話を聞いて、やっぱり

紙がいいです」と言ってきた3年生がいました。話を聞いて、早速行動して

いる子たちを見て、真剣に聞けていたことを感じました。