今年度も、地域の野村さんのご協力を得て、自然薯の植付を行うことができました。40年以上の歴史を数える自然薯栽培ですが、野村さんのご協力なしには、とても続けることはできない活動になっています。今年度も、中心となる6年生が、野村さんの農園まで出向き、直接感謝を伝えました。

その後、作業開始。まずは、パイプに赤土と籾殻を詰める作業を行います。パイプには、赤土と籾殻をすくいやすいようにスコップのような部分があります。このパイプの形は、四十数年前から変わらず使っているものだそうです。パイプ62本に詰め終えたら、軽トラックに積んで学校に戻ります。

学校では、5年生と合流して、前日に掘った側溝にパイプを埋める作業です。夜中に降った雨のおかげで、土がさらに粘り気を増していて、埋め戻す作業が本当に大変でした。

 

パイプを埋め終えたら、マルチシートをかぶせ、目印の竹串を挿します。マルチを隠すように土をかぶせたら、その上に、いよいよ種芋を置きます。毎年不思議なのですが、パイプを埋めた畝の上に、種芋おいて、なぜパイプに自然薯が入るのか?理屈ではなく、これまで試行錯誤してきた結果、たどり着いた方法だそうです。種芋を隠すように土をかぶせ、大きな畝にしたら、今日の作業は終了です。

最後に、もう一度野村さんにお礼を言って、自然薯の植付が終了しました。この後、消毒などの作業は、野村さんに甘えます。学校でできる作業は、6年生と一緒に頑張りたいと思います。豊作を祈念しています。