天気が心配されましたが、在校生との「お別れ式」は運動場で行うことができました。

全校児童で歌う最後の校歌。卒業生の心には深く刻まれたはずです。

そして、卒業証書授与式。

北からの雨と風が、まるで仲間に入れてほしいとでも言うように、体育館に吹き込んできました。

コロナ禍のため、在校生は参加せず、呼びかけもなく、校歌も祝辞もない式でした。

しかし、質素な中にも、ぴんと張りつめた心地よい緊張感が漂い、1年で最も大切な儀式を無事終えることができました。

胸を張って、卒業生112名が福岡小学校を巣立っていきました。