今日までの3日間、スェーデンのウッデバラよりヨハンくんがこの常磐中学校に来て、生徒たちと共に時を過ごしていきました。ヨハンくんにとって英語は第2外国語でありますが、たいへん流暢でわかりやすく話してくれました。生徒たちは必死にジェスチャーや英語で話しかけ、積極的にコミュニケーションをとっていました。

授業にも一緒に参加して、教科書の英文を暗唱したり、文型練習をしたりしました。スェーデンでは一人一台のパソコンが学校に用意されていて、授業ではノートは使わずずっとパソコンを操作して授業を受けるそうで、教室のパソコンを巧みに使いこなして自己紹介をしてくれました。ストリートビューで、まるで「どこでもドア」を使ったかのように、スェーデンの自宅、学校、放課後に通うテニスコートなどへ連れて行ってくれました。美しいオーロラの画像も見せてくれました。

生徒たちの必死の英語での質問にも気さくに答えてくれました。日本や常磐中学校の人たちのことを、みんな優しくてフレンドリーで、とても気に入っていると言ってくれました。お寿司もおいしく食べたのことで、お土産に持って帰りたいくらいだと言っていました。スェーデンの夏は暑くても摂氏20度くらいで、今の季節の日本でも暑いのだそうです。

3Aでの最後の帰りの会では「ありがとうございました。」と日本語であいさつをし、記念の贈り物を受け取っていました。涙ぐんでいる生徒もいました。

ヨハンくんは、生徒たちの心の中に、一生大切にできる素敵な宝物を残していってくれました。