学校保健委員会

ー大丈夫?あなたの眠りとメディア時間!-

 このようなタイトルで、前期保健委員が発表をしました。生活アンケートの結果を分析し、自分たちで考えたことをパワーポイントにまとめ、紹介しました。今の常磐中の生徒は、メディアを使う時間が長く、就寝前のぎりぎりまで使用しているので、うまく睡眠がとれていないという意見でした。そのため、午前中に調子が悪くなったと訴える生徒が多くなっているようです。これは、学校だけでなく、それ以上に家庭での習慣づくりに大きく関わる問題だと言えます。ぜひ、ご家庭でも話題にしていただき、子供たちのメディア機器に接する環境を見直してほしいと考えています。よろしくご協力ください。

 その後、中京大学名誉教授 湯浅景元 様をお招きし、ご講演いただきました。

 演題 トップアスリートは良く眠る ~睡眠と運動能力の関係~

 とても分かりやすく、かみ砕いてお話しいただきました。睡眠の状態や意味、良い睡眠の価値の高さ、それが生活や運動にいかに深くかかわっているかを教えていただきました。良い睡眠を心がけ、正しい運動をすれば、非常に大きな成果を上げることができそうだと多くの生徒が感じたようです。実際にトップアスリートと関わってこられた先生の、実際のお話なのでとても説得力がありました。また、正しい運動について、実演を交えて示していただいたので、子供たちの表情はとても輝いていました。「トップアスリートは関節の使い方がうまい」という話では、自分の体には使っていない部分があるのだということに改めて気づかせていただきました。とても有意義で、あっという間に過ぎた時間となりました。

 生徒の生活リズムや睡眠の様子、部活動でのトレーニングなどが変わっていくことを期待しています。常磐の子供たちが、今後の学校生活で大きな成果を上げることを楽しみにしています。ご家庭でも、ぜひ話題にしてください。