本年度も、夏休みに「東北地方訪問」を実施しました。

1日目は、自らも津波被害を経験し、復興へ向けてがんばっていらっしゃる宿泊施設のオーナー様にお話を伺いました。

2日目には、山を津波避難所にするため、道を切り拓くボランティアを行いました。

この道が完成すると、津波の際に多くの人々の命が助かるとのことです。

海は、何事もなかったかのように、今日も静かで美しいです。

3日目は、縁あって交流を続けている、荒浜中学へ伺いました。

被災後、学校は新たに建て替えられました。

津波が押し寄せてきても学校が耐えられるように、建物の1階部分は水の通り道が作られています。

また、地域の人が避難できるようにと、建物の中と外に、屋上に通じる階段がありました。

校舎の中には、備蓄倉庫があり、毛布や非常食などが準備されていました。

防災、減災について考えさせられる3日間となりました。