本校の教育研究

1 研究主題 生徒が学びたいことを捉え,育成すべき資質・能力を確実に育む新香山教育の創造

    -「気付き」「関わり」「つながり」「広がり」を重視したESDの展開-

2 めざす生徒像

・何をどのように学びたいかを明確にして主体的に学ぼうとする生徒

・情報を精査し,形成した考えを互いに語り合い,深い思いや考えを創造し広げていく生徒

・自己の学びや学び方を振り返り,学びの値打ちを認識し,新たな学びの創造に主体的に立ち向かう生徒

3 研究仮説

・総合的な学習と各教科・領域との関連を図り、生徒の問題意識に基づいた課題を設定していくことで,主体的,探究的な学習へ向かうであろう。

・思考ツールやICT活用、対話活動の場の工夫を行っていくことで,自己や他者の気付きや考えをつなげ深い学びをもたらす学びの場が展開できるであろう。

・振り返り活動を取り入れ、充実することで,自己の学びの深まりや学びの価値を生徒自身が認識し,他者に対して自分の思いや考えに自信をもって発信できる生徒が育つであろう。

4 研究の手立て

・手立て① 生徒が問題意識をもちやすいように,総合的な学習と各教科・領域との関連を図った単元計画を立てる。単元の始めや,授業において、本物体験や直接体験を通して、生徒の「なぜ」「どうして」などの問題意識を捉え,教師が学ばせたいことではなく,生徒が学びたいことから課題設定を行っていく。

・手立て② 自己の学びの価値を実感させたり、生徒の問いや気づきに基づく学習展開を構築したりするために,授業における振り返り活動の場の工夫や充実を図る。

・手立て③ 情報を収集,整理,発信する場面や学びを深める対話場面での思考ツール,ICTの活用の仕方や対話のもち方についての工夫を図る。根拠のある発言やコミュニケーション力向上のためにMDT(ミニディスカッションタイム)を行う。

ESDの6つの視点

1年「生物との共生を考えよう」

2・3年「持続可能な社会づくりのための共生を考えよう」

:solidarity相互性

自分自身や自分の住む地域と自然,社会,未来とのつながりを意識する。

つながり(人,社会,自然,未来)を意識して行動しようとする。

:highly-diverse 多様性

生物の立場で環境の変化を実感し,生態系の意義や生物多様性の大切さを実感する。

様々な立場(消費者,生産者,地域住民,行政など)で考える。

:incessancy有限性

地域環境変化の背景が地球規模であることに気付き,このままでは地球が維持できないことを実感する。

資源・エネルギーは有限であることを実感し,エコ活動の必要性を実感する。

:non-discriminatory公平性

生き物と人間との共生社会の必要性と折り合いをつけて生活することの難しさを実感する。

安定的な電力供給など,具体的な視点で持続可能な社会づくりのための方策を考える。

:commitment責任性

生態系や環境の変化は人間の生活が関係していることを理解し,その責任を実感する。

世代を乗り越えた倫理観を大切にして,自分事としてとらえる。

:Act in union連携性

みんなで話し合い,取り組む必要があることを実感し,行動の意欲を高める。

地域や社会全体で取り組む必要があることを理解し,将来にわたる行動の意欲を高める。

 

5 ESD新香山プランの実践組織

ESDからSDG’s そして創造的な学びへ