校長日記(令和2年度7月)
7月2日 生活様式、手探りで少しずつ変化・・・
昨日、7月1日をめどに、各教科主任、各領域・部局の担当者が、学校再開1か月を機に、生活スタイルの見直しをしました。岡崎市での感染者の報告が一人もないことや新しい学校の生活スタイルが一応の定着を見たことが理由です。
全国を見ると一部にまだ多くの感染が見られ、その波はその地域の学校にも及んでいます。子供たちの言葉から、週末の県外への外出を解禁されたご家庭も多いことを認識しており、人の交流がかなり広がりつつあるのも感じています。
6月中は、禁止事項を多く設けて、活動を抑制している感がありましたが、7月からは、子供たちの教育活動のなかで「三密回避」「マスク着用」「しっかりした手洗い・消毒」の3つを基本に、毎朝の検温と記録(同居家族も)、発熱・風邪の症状がある場合は自宅休養、咳エチケット、身体的距離の意識化、持ち物(清潔なハンカチ、ティッシュ)、免疫力を高めることを引き続き呼びかけ、基本的な新型コロナ対策は継続しつつ、少しずつ「楽しさ」や「学習内容の定着」にもシフトしていきます。学校職員は、換気、消毒、マスクやフェイスガード着用を今後も熱中症予防とバランスを取りながら行います。
さて、昨日、6,7,8,9組の皆さんがずっと育ててきた ジ
ャガイモの収穫がありました。今年のジャガイモは晴れた日の強い日差しと、梅雨のしっかりした雨量のバランスがよかったのか、大きさも数も立派な出来栄えでした。家庭科では三密を避け、調理実習を自粛しています。先生方が外で飯ごうでのまきを使った炊飯活動を担当し、ほくほくのジャガイモをいただきました。あいにくの雨でしたが、自転車置き場やクス
ノキの枝で雨をしのいでおいしそうに食べていました。子供たちにとって楽しい大事な活動です。今年度はそれが全然できていません。今後の行事ではどうしていくべきか考えています。例えば、5年生の山の学習で、子供たち自身に何ができるか、コロナ対策をしながらの計画になります。