「風の電話」ボックスは三陸海岸を見下ろす丘にある「ベルガ―ディア鯨山」内に置かれた電話ボックスです。「風の電話」と呼ばれる電話ボックス内には電話線が繋がっていないダイヤル式の黒電話(風の電話)とノートが1冊置かれています。来訪者は電話で亡き人に思いを伝えたりノートに気持ちを書いたりすることができます。電話機の横には次にように記されています。

「風の電話は心で話します。静かに目を閉じ、耳を澄ましてください。風の音が又は波の音が或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら、あなたの思いを伝えてください」

今日は、3月11日。矢西小の子供たちも14時46分、「3月11日を忘れないために」黙とうをささげました。