4年生は「ごんぎつね」の学習に取り組んでいます。「ごんぎつね」の作者は新美南吉さんであること、そして愛知県半田市出身であること、半田市に「新美南吉記念館」があり、その近くは「ごんぎつね」の舞台になった場所があることを伝えると、たいへん興味をもったようでした。新美南吉さんが若くして亡くなったことを知ると、Aくんは「先生、もし南吉さんがもっと長生きしていたら、いい作品がもっともっと生まれていたかもしれないね」と残念がっていました。また、新美南吉さんの最後の手紙を紹介すると、「感動するね」と「たとひ僕の肉体はほろびても……僕は君達のその心にいつまでも生きているのです」のフレーズにしんみりしていました。いたずら好きのごんが、兵十に寄り添っていく様子や気持ちの変化など、子供たちの読み取りが楽しみです。