5年生は、今年度、総合的な学習の時間のテーマを「防災」に設定し、学習を進めています。

今日は、市役所の防災課のSさんを講師に迎え、「クロスロードゲーム」を行いました。

 

大地震が起きたら、それぞれの立場で決断に迫られることが多くあります。

クロスロードは、そんな決断の分かれ道を取り上げたゲームです。例えば…

「あなたは避難所の食料担当です。避難所には、3000人が避難しています。現時点で食料が2000食。あなたは、まず、2000食を配る?」

こんな質問に対して、子供たちは「YES」「NO」のどちらかのカードを出します。

正解はありません。なぜ、そういう決断をしたのかが大切なポイントです。

「ぼくは配ります。まず、高齢者の方から配っていけばいいと思います…」

のように、市役所の方が胸を打たれた意見もありました。

こうした学習を通して、防災への関心が高まり、自分たちにできることは何か、考えを深めてくれることでしょう。