日々の学習活動の中で、ショートからだレッスンをもとに、ドリル学習を行うわけですが、年に1度大規模な「からだレッスン」を実施します。これは、子どもたちに、「理解するからだ」と「表現するからだ」の融合を最も意図的に学習させる機会とし、それを「福小からだレッスン」と呼ぶこととします。
 この「福小からだレッスン」では、材をもとに、そこに表れる登場人物等の「からだ」の意味するところが「わかり」、「汲み」、その汲みとったことを、自分の「からだ」を使って、最高の表現にせり上げていく過程で、自己を「開いて」いくことを目的とします。
 子どもの「からだ育て」という視点から、「福小からだレッスン」はあくまでも「レッスン」の過程での学びをひたすら重視していきます。したがって、見栄えの評価を行うのではなく、過程での段階的な評価をていねいに行っていきます。