【4月7日】

 昨日新入生を迎え、今日から本格的に頑張るぞと意気込みましたが、明日から休校になってしまいました。休校中の過ごし方の連絡もしましたが、3時間授業の間に、新型コロナウイルス感染対策でいくつかの課題も感じた日になりました。

 そんな毎日ですが、確実に春はやってきています。以下は、本日の写真です。

 桜の他に、ビオだいもんのもみじやたんぽぽ、花壇のチューリップが色づきました。

 校長日記、再開します。これからは写真を多めに取り入れます。

 本年度もよろしくお願いいたします。

【4月8日】

 本日からのお休みにご家庭で、学習を進めるために、プリントを配付しました。1年生の皆さんはまだ何も学習していないので、簡単なものにしました。

 さて、昨年度、私たち大門小学校職員は宿題についてたくさん話し合いました。そのことを少し書きます。

 これからの世の中を生きる子供たちが身に付けるべき力は、自ら進んで考え、自分に与えられた力を社会の中で十分発揮できるようにすることです。これからは、科学技術の発達により、人間のできる仕事が限られたり、今までにはなかった仕事が生まれてくると言われることが最近多くなってきました。賛否はありますが、シンギュラリティという文明の主役が人間に代わってAIになる転換点がやってくるとも言われます。

 学習も、子供自身が予想や仮説を立て、自ら五感を使って試しながら、結論や結果を得て、論理的に物事を解決していく質的な転換をしていきます。そのような中で家庭学習はどうあればいいのか。

 まず、大門小学校の実態を毎年行われるアンケートから紐解きました。家庭学習の習慣はあまりついていないことが分かります。意欲的でない子が多いです。がんばりテストを半分に減らしました。ご意見、不安の声が上がりました。宿題が減ると学習時間が減り、そのことに不安を覚える保護者の方々が多いことも分かりました。実は、同時にいくつかの学年で、子供たち自身の自己把握により、できることとできないことを自ら知る作業を始めました。そして、できないことに特化した学習をするようにしました。そうすると、できないことができるようになれば宿題は終わりです。結果、学習時間は短くなりました。机に向かう時間が減ると、保護者の皆さんは不安になりました。

 私も、年度末の学力テストの結果が来るまでは、不安でした。しかし、このやり方を取り入れた6年生は特に国語の平均点にほぼ全観点で前年度比で向上しました。算数は横ばいでしたが。一定の進歩が見られました。他の学年にも、国語を中心に向上が見られました。

 私自身は小学校を卒業してから44年がたっています。昔のやり方は、暗記型が多く、量と時間で勉強が測られました。例えば、ドリル2ページとか、漢字ノート2ページとか、2時間勉強とかです。でも、私の失敗談を述べますと、漢字の練習の約50%は無駄な学習でした。なぜなら、もう書ける字でしたから。もしやるならその50%を書けない字に向けたほうがよかった。1時間かかった勉強はもしかしたら30分少々で終わったのかもしれません。その余った30分は読書に向けられたり、大好きな星の観察に向けられたりして、新たな可能性が開けることもあります。第一好きなことをやるわけですから楽しいのです。そこには、自分でやることを決めるという意思決定の作業もあり、子供の自律につながると考えます。これは、著名な何人かの先生が本で紹介もしているやり方です。また、新しい学習指導要領が目指す世界にも近いのです。そして、小学生ではどうか、この学年ではどこまで要求できるかと考えたのでした。

 さて、学校はお休みです。プリントで課題を出しました。少し、「自律的な学び」を意識した課題もありましたが、準備時間が短く、このプリントが学校の意図通りとは到底いきません。保護者の皆様には、学校のHP上に示させていただいたサイト、または以前学校メールで紹介させていただいたサイトを子供たちにお知らせいただき、またはご一緒に楽しんでいただき、お子様の適性・興味のようなものに気付く機会にしていただければと思います。

 ゲームばかりで時間を費やしてきた子が、ゲームに飽きて、文科省のサイトの社会科の学習にはまったというお話もあります。豪勢なケーキばかり食べていると時に漬物が恋しくなることもあるものです。大事なのはあくまでも子供の意思であること。親がやってほしいことを親の基準で示してばかりいると、見た目はやりますが自律は遅れるかもしれません。私たちも手探りです。子供の成長は目に見えないところで進んでいます。結果が出るまで時間がかかります。まだまだ胸を張って絶対とは言えません。

 成果につながるよう改善しながら今年もやっていきます。どうかご協力ください。

【4月9日】

 今日から、「自主登校教室」と「運動場開放」が始まりました。

 「自主登校教室」は希望者が全くありませんでした。運動場には暖かな気候に誘われて、3月より多くの人たちが遊びに来ました。多くの保護者の方々の見守りがあり、時間もきちんと守っていただき、感謝です。孤独に勉強するより、友達と遊べる「学校」をみんなが求めているということが、今回本当によく分かりました。学校は楽しい場所でないといけません。

  

【4月13日】

 愛知県は独自に緊急事態宣言を発出しました。学校は、実質5月6日までお休みです。

 休校日延長前は4月20日が再登校日でしたので、各家庭で行う課題は19日まででした。今後、追加するのか、追加があるならどんな形で行い、どんな形でご家庭に届くようにするのか、近日中にお知らせします。

 しばらくお待ちください。

【4月16日】

 

 今日も、暖かいよい日よりでした。明日の午前中まではよさそうですね。

 今日の学校の様子です。1枚目傾いてしまってすみません。チューリップのいくつかはもう花びらを落としてしまっています。

 桜の下でシートを広げていらっしゃる家族連れの方々がおみえでした。今年の桜は長く咲いています。昨年度の入学式では、桜がすでに散っていることを述べていましたので、かなり日数に差がありますね。

 ビオだいもんではALTの先生が落ち葉や水草など掃除や整備をしてくださっていました。ありがたいことです。たぶん、何か英語の授業にも役立っていくのだと思います。

 プール横の畑では、2年生の先生が畑を耕していました。何が始まるのかお楽しみです。

 子供たちが家庭で勉強したり、お手伝いをしたり、やりたいことを我慢したりしている間に、私たちも迎える準備をしています。来週はじめには、次の課題をお配りします。

 4月8日の日記にも書きましたが、本当は、子供たちが主体的に選択し、自分のできないことをできるようにしていく課題が一番いいのですが、今はそうも言っておられません。また、やることがないからと、まだ習っていないところをやみくもに進めていくことはできません。復習中心で計画しました。ただ、今回は少しだけ漢字や計算で新しい学年のことを入れました。お時間があれば、保護者の皆さんで見てやってください。当然、学校が再開されましたら、学校でも扱います。

【4月23日】

 今日も大門小学校の自主登校教室には登校する児童はいませんでした。運動場には元気な声が響いていました。人数は少なめでした。

 今もまだ桜の花が一部咲いています。花が開き始めてもう1か月になります。こんな年はないのではないかと驚いています。

 さて、先ほど、愛知県教育委員会より「県立学校(主に高等学校を指します)と市町村に対して来月末までの休校延長を要請」との報道がありました。私たち職員には、現在のところ、今後のことについての情報はありません。本日の午前中は5月7日からの登校に向けて準備をしていたところでした。今後、方針が示されましたら、保護者の皆様にもお知らせいたします。今しばらくお待ちください。

【4月24日】

 今朝、ビオだいもんの「ウマノスズクサ」の生えているあたりを見ていたら、左写真のウマノスズクサの付近に右写真のさなぎがいました。もしかしたら、冬を越せなかったさなぎかもしれませんが、たぶんウマノスズクサが好物のジャコウアゲハのさなぎではないかと思います。色の感じが少し違うので、間違っていたらすみません。

【4月30日】

 ウマノスズクサを残して、理科の先生が、草を刈ってくださいました。

 そのあとに、ジャコウアゲハが卵を産みにやってきたと聞き、急いで写真を撮りに行きました。

 カメラマンが下手ですみません。真ん中に黒く映っているのがジャコウアゲハです。2匹いました。

 今生えているウマノスズクサを大切に育てていかないと、草が絶えてしまいます。残りは数本になってしまいました。もとは、矢作川に植生していたものを移植したと聞きました。ジャコウアゲハがここに来るのは、もう、まわりにはあまりないからでしょうね。