1 ねらい

火災・地震・台風等の発生に対しての心構えを持たせ、事態に対して、児童が冷静敏速に安全な行動が取れるようにする。

2 基本方針

(1)学級指導で、火災・地震・台風等に対する具体的な安全指導をする。

(2)防災の日(9月1日)を中心として、必要に応じて学区と共に防災総合訓練を実施する。

(3)定期的に校内避難訓練を実施する。(事前に消防署へ『消防訓練実施届け』提出)

(4)春・秋の火災予防運動に協力し、防火に対する指導を行う。

3 避難訓練の実施年間計画

 ・災害時に対して、児童が安全・確実に避難できるように訓練すると共に、災害防止についての関心と協力する態度を養う。

(毎年同じ月に実施をする)

期日

想定

内容

4月

火災発生

避難経路確認・救助袋体験(3年以上)

5月

地震注意情報発表

地震注意情報発表時の対応・児童安全確保のため、保護者への引き渡し

6月

不審者侵入

不審者侵入の対応・避難および通報

9月

地震発生・火災発生

緊急地震速報による地震避難訓練・

避難経路確認・初期消火訓練

1月

地震発生・火災発生

放課時の自主的避難・起震車体験・煙道体験

4 火災発生時の避難

・校内放送の伝達指示をよく聞く。

・冬期はスト-ブの火を消す。

・避難経路に従い、ただちに避難する。

・児童は上履きのままただちに外に出る。

・担任は避難した人員を速やかに本部に報告する。

・児童は静かに整列して、次の指示を待つ。

5 地震発生時の避難

・校内放送により、児童はただちに机の下に隠れる。

・教室前後の戸を開ける。教師はスト-ブの火を消す。

・次の指示で避難を開始し、避難経路に従って避難する。

・児童は上履きのままただちに外に出る。

・担任は避難した人員を速やかに本部に報告する。

・児童は静かに整列して、次の指示を待つ。

  6 不審者侵入の避難

・校内放送の伝達指示をよく聞く。

・教師は担当クラスの児童の安全確保をする。

・避難経路は不審者の動きから安全と思われる経路を教師が指示し避難する。

・児童は上履きのままただちに外に出る。

・教師は避難した人員を速やかに本部に報告する。

・児童は静かに整列して、次の指示を待つ。

7 自衛消防組織

指揮班(教頭)(教務)

 

 

 

 

<本部の設置 命令伝達 防災資料整備>

通報連絡班 (教頭)・(事務)

 

 

 

<消防署への通報 児童、職員への通報>

消火班 (校務)・( )・( )・( )・( )

<消火器、バケツによる初期消火 屋内消火栓による初期消火>

避難誘導班 (教務)・(全担任)

<非常口開放 避難誘導 人員確認 救助>

 救護班 (養護教諭)・( )・( )

<負傷者の応急救護>

 警備班 (事務)・( )・( )

 

 

 

指揮本部

 

 

 

 

  

  

  

  

  

  

     

  

  

  

 

 

 
 
 

4 防災総合訓練の実施(おおむね3年に1回実施)

(1)市の消防本部・学区の消防団と連絡をとり、地震発生時の訓練を総合的に行う。

(2)自衛消防組織による、各班の消火活動を行う。 

(3)学校防災に対する意識を高め、関係団体との連絡をとる。